仙台市議会 2009-11-20 経済環境協議会 本文 2009-11-20
次に、3の事故の原因でございますが、灰の塩基度上昇や低負荷運転などによりスラグが通常の運転時より溶けにくく、流動性が低い性状に変わっていたこと、また、IRカメラフィルターの透過率が低下していたこと、スラグの排出状況の監視が不十分であったことが事故に至った原因と推定いたしたところでございます。
次に、3の事故の原因でございますが、灰の塩基度上昇や低負荷運転などによりスラグが通常の運転時より溶けにくく、流動性が低い性状に変わっていたこと、また、IRカメラフィルターの透過率が低下していたこと、スラグの排出状況の監視が不十分であったことが事故に至った原因と推定いたしたところでございます。
次に、運転管理上の要因の1番目として、IRカメラフィルターの透過率低下でございます。溶融スラグの出滓状況や塩化物の付着状況をIR(赤外線)カメラで監視しておりますが、このカメラのフィルターの透過率が新品の4分の1程度に低下しており、結果として運転員が塩化物やスラグの堆積状況を見逃した可能性が高いと推定されました。 2番目として、水砕槽出口温度の監視でございます。